CoQ10、抗酸化薬、軒並み販売中止。
本来、ミトコンドリアに効果があるとされていた
代謝性強心薬「ノイキノン顆粒1%」
本来、抗酸化薬、微小循環系賦活剤で重宝していた
ビタミンE剤 「ユベラ顆粒」
が、発売中止になりました。(エーザイ株式会社からの通達)
どちらも、ミトコンドリアに関係した薬剤で、ノイキノンは、コエンザイムQ10です。
ユベラは代表的な「抗酸化作用」をもつとされ、かつては、長寿のための薬として、もてはやされていた薬剤です。精子を活発化させるため、不妊治療にも応用されていた薬剤でした。
こういう薬剤がなくなると、ますます、新薬「ミトコンドリア活性剤」の「イメグルミン」に対する期待が膨らんできます。
CoQ10を聞いたことがない人はいるのでしょうか?かつては、シャンプーにまで、含まれていた成分でしたから。
次世代の「抗酸化作用」「ミトコンドリア活性薬」「アンチエイジング」そして「糖尿病を治すこと」、「脂肪肝を治す事」への期待は、「イメグルミン」、一色になりました。
それが、「糖尿病治療薬」として発売されるのは、とても、糖尿病専門医としては、光栄です。
1990年代に、「ミトコンドリア糖尿病の論文」を、書きまくっていたので、すごいことになりそうです。