糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

しかたなくやるRecording Diet , その意義は?

確かに、肥満治療には、Recording Diet (体重を日々、何度も測定し記録するダイエット)という概念があります。記録をつけることによって、励みにしていく、という方法です。


確かに、いわぶっちゃんのように、ダイエットが成功している最中は、記録をつけることには熱心ですし楽しいはずです。間違いなく。でも、もし、リバウンドしたり、停滞期にはいって横ばいになってしまっている時に、本当に、Recording Dietは、意義があるのでしょうか? Recordしたくない自分と日々、向き合うことになります。


私は、糖尿病の患者さんたちに、血糖測定をしていただいてます。ただ、みな、「しかたなく血糖測定をしている」という人ばかりだと思うのです。喜んで続けている人は皆無でしょう。病気とか、肥満とか、いうコンプレックスがあるために、しかたなく記録をつけているのではないでしょうか?


楽しいうちは、効果があるが、楽しくなくなったら、効果は逆転する、、


それが、記録をつけるダイエットの価値であり、私自身は、さほど、大きな意義があるとは思いません。


もし、Recording Dietが、リバウンドを抑えるとか、なら、話は別です。ただ、多くのダイエットを心がけている人は、リバウンドに苦しんでいます。ですから、リバウンドを抑えられないダイエット法は、本物ではない、、と臨床医として、考えます。


むしろ、GLP1ダイエットは、体重を量る義務、を、忘れさせてくれるダイエットではないか、と考えて居ます。つまり、そういう束縛から解放されて、「食べていなければ、それは、体重は減るのは当然。体重すら計る必要はない。」。。そう感じさせてくれるのではないでしょうか?


糖尿病の臨床で、食事と運動をしっかりしていて、血糖コントロールが良好な人は、ほとんど、血糖値をrecord〔測定と記録)しようとしません。それに近い状態にするのが理想だと思うのです。


なお、


体重計に乗りたくない女性心理は様々だと思いますが、結果がでることが解っているから、楽しみすぎて、それを「数値化したくない」のではないか、と思っています。


数値で、ー何キログラム減った、という事実を知るよりも、体重が減っている自分を堪能しているほうが、自由だし、楽しいし、だから、その楽しい時間を奪われたくない、できるだけ、体重は量りたくはない、、そういう心理なのではないか、と、医師としては感じています。


医師とナースの意見が、別れるところが、チーム医療の、奥深いところです。


でも、自分だったら、「しかたなくやる」ということは、できるだけ、強要したくない、、自分だったら、強要されたくない、、そう思うのは、私だけでしょうか?


ちなみに、食事療法も、○○制限、という用語は嫌いです。エネルギーさへ気をつけていれば、何でも食べられないものはない、肥満だから、糖尿病だからといって食べられないものはない、自由である、ただし、エネルギーさへ注意すれば、、、そう定義する、食事療法の精神は、東京都済生会中央病院の堀内先生から、教わった哲学かもしれません。


「自由」が得られるダイエット、、そんな響きで、体重計で今の体重を計りたくない女性の心理を、男性の臨床医として、おもんばかってます。

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