テレワークができると、服薬できるオルリスタット
膵リパーゼ阻害剤は、突然、下痢などを催し、脂肪便になることがあります。
サクセンダが、便秘になりやすいので、併用が勧められています。
ところが、従来は、会社にいると、行きたいと思った時に、トイレにいけないので、この薬は飲めません、と言われる方が多くおりました。
ところが、新型コロナウイルス肺炎の影響で、テレワークになって、自宅にいる時間が増えました、という人たちが、今、急増しています。
そうなると、膵リパーゼ阻害剤(一般名:オルリスタット、商品名:オルリファスト、ゼニカル)、をお勧めする事ができるようになります。自宅にいるのであれば、トイレに行きたい時に、すぐ行けるからです。
こういう傾向が、じわじわと、GLP1ダイエット外来にも、影響を及ぼしてます。
「テレワークになって、自宅にいるので、オルリスタット、試してみたいです!」
という方が増えたのです。
新型肺炎騒動によって、テレワークが増えるまでは予測できましたが、オルリスファストの人気がでる、というのは想定外でした。
