GLP1dietが健康ダイエットである証明(1)。
妻から辞めたら、と言われて、そういうなら、GLP1ダイエットをして、
健康になった事を証明しようと、今日は、人間ドックを受けました。
すると、驚いたことに、かなりの改善を認めていました。
「-16kgの体重減少が、これだけの効果を認めるとは、、!」。
ここに示した多くの現象は、内科医としては、医学の世界では常識ですが、私のデータでも、お示しします。
1.肝機能の改善
GPTが改善。脂肪肝が改善してました。
2.中性脂肪の改善
正常範囲に戻ってました。食べていないのですし、油ものを控える習慣ができたので、正常になるのは、当然です。
3.HbA1cの改善。
肥満していた時は、HbA1cは、5.5%まで、あがってました。-16kgの減量した後では、HbA1cは、5.2%と、完全な健康状態に戻っていました。糖尿病専門医の私にとっては、5.2%という数値は、ありがたい、、ことです。
4.尿酸値は2.4
低すぎるくらいです。まったく食事の影響としか考えられません。
5.%肺活量の改善。
以前は、おなかの脂肪で%肺活量は低下してました(正常 以下)。しかし、今回は、%肺活量は86%と、正常に戻りました。呼吸が楽になったことを、こういう数値で確認できることはうれしいことです。GLP1ダイエットをしていると、運動が好きになります、とアドバイスできるのは、こういう数値で証明することができます。
6.身長が1cm伸びました。
16kg、今より太っていた時は、身長が167.5cmでした。
-16kgの減量に成功した後は、身長が168.5cmでした。
つまり、身体の重さが脊椎管板を圧迫して、身長が1cm、へこんでいたことが証明されました。肥満が改善すると、身長が伸びるなんて、、、。誰もが気がついていないけど、結果をみて、言われれば、とても当然のことです。
そして、腹回り(ウエスト計)が減って、身長が伸びれば、外から見て、多少、スタイルが良くなったと見えやすくなります。
最近、痩せたことが周囲の人から指摘されるようになったのは、こうした効果も、あったのかもしれません。-16kgも減量したので、ジーンズが、ぶかぶかになり、かっこ悪くなったと言われますが、そんなの気にならなくなります。
7.CRP炎症マーカーが陰転化 ーー>おそらく、SASが改善した証拠
肥満がある時には、CRPという炎症マーカーが陽性でした。おそらく、これは、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」になっていた証拠だったのでしょう。SASの人は、肥満があり、脂肪で喉の奥が狭くなり、口をあけて寝るので、いびじがひどくなり、喉の奥に炎症が起こりやすくなります。かつて、今より16kg肥満していた時には、日々、妻に「いびきがうるさい。夜中、呼吸が止まって、冷や冷やする」と言われていた時でした。だから、前回は、CRPが陽性(0.51と、高値。正常は0.30未満)でしたが、今回は、0.04と完全に正常になり、炎症所見は消えました。この花粉症のシーズンに、この数値が陰転化するというのは、とてもうれしいことです。SASによる突然死も心配しなくて、よくなりました。
(次に続く)