最後のダイエットの連載

体重の変化は１週間ごとで考えて気長に待つ

　「体重が思うように減ってくれない」。これはダイエットを始めた人が、ある時期を経ると必ずといっていいほどぶつかる関門です。

　体重は最初ガタッと落ちたあと、横ばいが続き、そのあとまたガタッと落ちるといったぐあいに、階段状態に減っていくことが多いからです。

　一つの階段から次の階段へ変わるまで、とても長く感じるものですが、まさにここがしんぼうのしどころ。折れ線グラフに描いてみると減ったり増えたり微妙に変動している体重が、１週間事に見て、少しでも減っていれば上できなのだと考えてください。

　最初のうちは三日坊主でも気にしすぎない。くじけずにつづけることが大切です。「３日間はなんとかダイエットできたけれど、4日目にくじけてしまった。もうだめだ！」と、すぐ諦めてしまってはいけません。たとえ1日くじけても、その次の日から３日続けていれば、しないよりはましです。

　３日ダイエットして１日休む。確かに１２日のうち３日ずつは遅れて行きますが、少しずつでも効果はあるのです。「もうおしまいだ」と投げてしまわず、休み休みでもとりあえず初めてみましょう。くじけないことダイエット開始当初の基本はこれです。

出典　 最後のダイエット
鈴木吉彦 著　(株) 主婦の友社 発行