鍋料理をさける勇気。箸をいれない努力。
食べる量が増えてきた。という外来患者がいらっしゃいました。
そして、やっぱり体重はへっていません。
なぜ?と質問すると、
鍋が増えた。鍋料理を頻繁に食べるようになったから。
という回答が戻ってきます。
つまり、冬になるーー>鍋料理が増えるーー>ついつい、
鍋底がみえるまで、食べてしまう。ーー>鍋底がみえないと、食べ終わった気がしない。ーー>よって、体重が減らない。
という現象に陥ってしまっているようです。
確かに、体重を増やしたいと願う相撲取りたちは、鍋料理を好みます。
ちゃんこ料理は鍋料理です。
そう考えると、
冬は鍋をさける。
鍋料理をさける勇気をもつ。
子供たちがいるなら、子供たちが、食べ終わるまで、鍋料理に箸をつっこまない。
最後は、鍋底はきにしない。
そのくらいの覚悟と勇気が必要なようです。