マンガ: カット画面 その理由(2)
厚労省からの指導でカットした画面、その2です。この画面には、沢山のポイントがあります。
1.ビクトーザ、という用語は使えません。
厚労省は、ビクトーザは糖尿病治療薬として承認しているものであって、抗肥満治療目的として利用する事、それを表示する事は、医師としてふさわしくないとしています。よって、サクセンダは、本来、「抗肥満治療薬」ですから表示はできるのですが、ビクトーザという表現を動画などに利用することは、おかしいと指摘されました。
2.No.1糖尿病専門医が。。
No.1糖尿病専門医という用語が、他の医師と比較して、優越性を示している表現は避けるべきとの指摘がありましたので、この画面は不適切と判断しました。
3.「ダイエットプラクティス」という名称
この名称を表示する事がいけないこと、とのことです。プラクティスは、「臨床」という意味なので、ダイエットの臨床、という事のマッチングした用語なのですが、特別な用語として、他との優位性を示す用語とみなされているのかもしれません。
これが、どう「医療における問題」なのかは、当院のスタッフたちが、追加説明していくと思います。明日以降、当院のスタッフたちが、様々な事例をあげて、こんなところの改訂作業をしてます、という事を、解説させていただきます。