ビデュリオンのポリマー溶解作用とは? AZT社とは?
ビデュリオンは、ポリマーが溶解して、1週間製剤になった薬です。
世界で最初に、GLP1製剤として、1週間製剤になったのは、この製剤でした。
以下の図のように、皮下に注入されて、ゆっくり吸収されるから、1週間製剤になったわけです。
この仕組みは、抗がん剤の投薬にも用いられており、比較的、安全なのですが、ポリマーのままの部分が残るため、注射針が太くないと、皮下に注入できないわけです。
ポリマーが、もっと、もっと小さい分子になれれば、この薬剤は、オゼンピックよりも、もっと人気なGLP1製剤になったに違いありません。惜しかったです。
それで、この製剤を創った製薬メーカーが、今、コロナのワクチン供給で有名な、アストラゼネカ社です。
アストラゼネカ(英: AstraZeneca plc)は、イギリス・ケンブリッジに本社を置く製薬企業である。 ... 1999年にイギリスの大手化学会社ICIから医薬品部門が分離したゼネカと、スウェーデンに本拠を置き北欧最大の医薬品メーカーであったアストラが合併して誕生した。
新型コロナウイルス用ワクチンの開発関与
オックスフォード大学が進めている新型コロナウイルスワクチン候補の開発、製造に参画。2020年5月までに10億回分のワクチン製造能力を整えた。製造準備等の資金は、アメリカ生物医学先端研究開発局から10億ドル超の支援を受けていることが明らかになっている。
GLP1ダイエットと、ここに、接点があるとは、皆さん、ご存じないと思うので、ご紹介しておきます。