GLP1ダイエットを始めてから食費は減ります。
サクセンダを注射すると、食事を腹一杯に食べたいという欲望はなくなります。
肥満男性であれば「食べ放題!」という誘い文句には一切、関心がなくなります。忘年会の時期ですが「飲み放題!」も興味がなくなります。
誰かと一緒に食事をしにいくと、他の誰かの食事の一部をわけてあげたい、という衝動に、かられます。全部は、ひとりでは食べきれないからです。ですから必然的に食費は減ることになります。うっかり1日3食、食べ忘れていた、ということも稀ではなくなります。
「1日3食、食べなくてはいけないんでしょうか?」と質問されたこともありますが、
食べるのを忘れるくらいに、食欲が低下してしまうので、そういう質問にも、答えにくくなります。1日2食で済んでしまうことも稀ではなくなるからです。
たしかに、「薬」を注射しますから、「薬代」は、かかります。1日に計算すると、1食分くらいに相当してしまうかもしれません。
ですが、1日1食分の食費が浮いたと考えて、かつ減量に成功したとするならば、他の、「なにかを制限しなくてはいけないダイエット」や「なにかをしなくてはいけないダイエット」と比較すると費用対効果は悪くはないのかもしれません。
例えば、クリスマスイブ。こういう日にケーキは食べたい欲求はでますが、その欲求を、GLP1という薬物治療で抑える、という体験は実際に体験できる人でないと共有できません。
もし、中学生くらいの男のお子さんがいたら、ぜひ、そのお子さんと一緒に「焼き肉を食べに行くときに、ママは、そんなに食べないから、お子さんに焼き肉をわけてあげちゃう。特に、ママは脂身は食べないから」、そういう会話のシチュエーションが想像できます。