HbA1c4%台、体重15kg減量
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これまでの、GIP/GLP-1受容体作動薬の過去の論文を読んだり、海外でのデータをみると、糖尿病が糖尿病でなくなり、ダイエットは誰もが簡単に、できる時代が到来しそうなきがします。となると、糖尿病専門医の職は、なくなるかもしれません。
私個人のかってな未来予想図ですが、
HbA1cが4%台、という患者さんが、続出することでしょう。
悪くて、HbA1cは6%。
普通で、HbA1cは、5.5%。
そんな時代になりそうです。
そして、体重は、普通に、10kgは、落とせますよ
You Can Do It !
と医師が患者さんに、コミットできる時代がくるかもしれません。
もはや、「自分にコミットする」という時代は、終焉を迎えることでしょう。
スポーツジムは、ただの、筋力をつけて、リフレッシュする場所、あるいは、
社交の場になるかもしれません。
そうなったときに、怖いのは、こういう薬が、「闇社会」へと流出していくことです。
医師が、お金をもらって殺害する、という話題が世間で問題視されていますが、いつの世の中にも、医師だから、みな善人とは限りません。そういう時代がきたら、今、美容整形外科医師として、あるいは、ダイエットの専門家だと称して、看板をだしている医師たちは、みな、糖尿病専門医の資格をとって、しっかり内分泌代謝を理解した医師に、「鞍替え」をしたほうがよいのではないか、とすら思います。
おそらく、将来、ダイエットを専門とする「糖尿病専門医」は、爆発的に増えそうです。でも、誰もが、簡単に痩せれるとなると、痩せていることの希少価値も薄れるかもしれません。むしろ、ちょっとぽっちゃりしている女性のほうが、もてるかもしれません。
コロナだけでなく、医療の世界では、革新的な薬剤がでてくると、それが世の中の、みかたを変えたり、ライフスタイルバリューを変えたり、することがありえるかもしれないのです。