経口セマグルティドの研究、その2
日本にいる、糖尿病専門医でも、この経口セマグルティドについては、詳しくはしらないはずです。
GLP1を専門としている糖尿病専門医の医師しか、知らない内容です。リスボンの学会から、もう2年もたつので一般公開してみます。(もちろん、医師向けの内容なので、かなり詳しい内容になります。)
この内容は、とても示唆に富む内容になります。上手に活用すれば、食欲抑制ができて、ダイエットができ減量効果が期待できる可能性があります。まずは、糖尿病の新薬として発売されるでしょうが、食欲抑制があるのは解っているので、将来は、ダイエットの代表薬になり、注射に、とってかわるかも知れません。
さて、私が、「GLP1ダイエット外来」を開こうと思ったのは、こういう新薬が糖尿病の世界で近い将来、発売される事を知っているから、という理由が1番の理由です。
将来は、代表的な抗肥満薬となる可能性は否定できません。美容外科のクリニックより、世界中の糖尿病専門医のクリニックなどで大量に処方されるでしょうから、美容外科医達が、自由診療で、この薬剤を販売したとしても、臨床経験のレベルから、糖尿病専門医の足下にも及ばない、そういう世界がくるはずです。