GLP1タキフィラキシーとは (動画解説)
ビクトーザの発売当初は、SU剤(糖尿病の薬で、スルフォニルウレア製剤)との併用しか認められておらず、SU剤は、とても、お腹がすく薬剤であったため、すごく苦労しました。
この動画において、効き目がきえてくる、ということは、
「せっかく下がった血糖値が、再度、夜には上がってくる」という意味で、あくまで糖尿病の臨床において、血糖コントロールを標的とした場合に使用している用語です。
つまり、ダイエットの効果が消えてくるということではありません。
SU剤(糖尿病の薬で、スルフォニルウレア製剤)は、とても空腹感を強く感じさせ、太る傾向がある薬剤なので、ビクトーザとSU剤とを併用すると、せっかくの効果において、「相殺効果」が起こってしまう、という意味で制作した動画です。
せっかくのビクトーザの効果も、SU剤を投与すると、このタキフィラキシーが起こることで、台無しになるということもありました。
その後、SU剤以外の薬剤も併用が可能になり、この問題は、大きな問題にはならなくなりました。あくまで、糖尿病専門医の臨床においては、の話です。
こうした過去の沢山の経験から、私たち独自のGLP1ダイエットの発想がでてくることになりました。