3つ巴の競争している製薬メーカー
アメリカ糖尿病学会にいってきて、わかったことは、製薬メーカーは、3つ巴の競争をしている、ということでした。。
1.最初にぬきんでたのは、「ノボノルディスクファーマ」(デンマーク)
世界39か国で、正式承認されているのは、「サクセンダ」。
でも、実際には、どんどん薬がなくなるので、もったいないから、と思って使ってしまうのが、1日1.8mgを注射できる、オフラベルの、「ビクトーザ」。
どちらも、一般名は、Liraglutide
なお、セマグルチドは、「経口の抗肥満薬」として承認申請する可能性はありますね。
2.次をおいかけるのは、「イーライリリー社」(アメリカ)
抗GIP抗GLP1受容体作動薬、
商品名なし。治験段階の薬剤名は、LY3298176
reference URL (Click below )
日本人2型糖尿病患者にLY3298176を反復漸増投与したときの安全性、忍容性、薬物動態及び薬力学を検討する試験|関連する治験情報【臨床研究情報ポータルサイト】
3. さらに、その次を、おいかけるのは、「アストラゼネカ社??」(イギリス)
先のブログで記載した、GG配合剤(Glucagon と Exenatideとの合剤?)
なお、本当に、アストラゼネカ社なのかは、誰も教えてくれません。企業としては、トップシークレットのはず。ただ、実験に使われているのが、Exenatideなので、それなら、商品名「バイエッタ」ですから、勝手に、私が、おそらく、アストラゼネカ社だろうと、思っているだけです。誰からも、確証は得ておりません。なので、もし、間違っていたら、すみません。
ただ、よかったと思うのが、今は、「オフラベル」として扱われているバイエッタが、将来は、正式に、「抗肥満薬の一成分」として復活できるかもしれない、、ということです。