糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

GLP1ダイエットで、胃酸過多になってきた時 again

GLP1ダイエットを始めると、胃の排泄速度が低下して、
胃の内容物が十二指腸へと移動しにくくなります。


よって、胃酸で溶けにくい食材は、胃の中に留まり、それにより、胃酸が出続けることになるわけです。


GLP1ダイエットをしていると、油脂っぽい食事が嫌いになるというのは、そういう理由です。炭水化物、蛋白質などと比較すると、油脂っぽい食材のほうが、胃酸に溶けにくいから、むかつきを起こしやすく、自然に嫌いになるのでしょう。


さて、胃酸過多になったら、どうすればいいのでしょうか?


以前、あるGLP1世界標準ダイエットを行っている患者さんは、知らないで、PPI(プロトンポンプインヒビター、商品名ですと、ネキシチウム、パリエット、タケプロンなど)という薬剤を服用して、胃酸を抑えてしまっていたそうです。確かにPPIを服用していると、胃酸分泌が抑えられ気分不快はとれますが、それでは、せっかくのGLP1の食欲抑止効果も減弱します。もったいないきがします。


胃粘膜を保護するつもりで、牛乳などを飲めば、今度は、牛乳に含まれるエネルギーを摂取することになり、1日のカロリーオーバーに、つながりかねません。


ということもあり、内科医師は、いろいろと、食事指導を考えるわけなのです。通常は、そこまで敏感な人は少ないのですが、私は、処方する側なので、もし、そういうことに敏感な受診者がいたら、どうするかは、常に考えています。


ゼロカロリーで、飲んで胃がすっきりして、胃酸過多にも対応できる飲み物か、食べ物、、という条件を満たす食材は、あるようで、なかなか無いものです。


ふと思い立って、アクエリアスゼロという、スポーツ飲料のアクエリアスの、カロリーゼロの飲料水を、購入してみました。実は、これは、スポーツ飲料の中では、カロリーがないという意味で、ポカリスエットとは正反対で、糖尿病の患者さんにも、よく、勧めていた飲料水です。


ビクトーザを注射して、食事をして、横になって、少し胃酸がでてきて、つらくなりそうなタイミングで、アクエリアスゼロを飲んでみると、意外と、その瞬間は、胃がすっきりします。そして、その効果は長持ちします。500mlの水分補給にもなるので、また、胃がはり、満腹感も、やや増強されます。ガスターよりは、こちらの対処法のほうが、合理的のような気がします。


他にも、GLP1ダイエットで、胃酸過多によって、脱落しそうになる場合に、どういう対処法がいいのか、検討し、適切な対応策は、まだ、完全には、見つかってはいません。ただ、もともと、胃の排出速度が高いから肥満しているという女性が多いことからも、逆流性食道炎になる女性は、少ないようです。排出速度が高いから、やや、元にもどり、正常になった、だから、副作用は少ない、、という女性の方々が多いようです。


どうしても、、、という場合には、今、注射している用量を、一度、見直し、少し少なめの量にして、注射しつづけます。たとえば、1.5mgなら、いったん、1.2mgに減らします。


そして、胃酸過多が起こらないような食事にするように気をつけて、その生活になれたら、再び、投与量を増やしていくのが、望ましい臨床術かもしれません。



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