コスパ抜群の秘密(6)豊富な治験、経験
HDCアトラスクリニックでは、過去に「抗肥満薬」や「体重が減少する薬剤」について、過去に多くの治験を経験しております。
そのいくつかをご紹介します。これらの各薬剤の処方経験、臨床経験が今になり総合的に役立っています。
リモナバン
リモナバン - Wikipedia
体内にある内因性のカンナビノイドは、食欲を司るカンナビノイド受容体タイプ1(英語版)に作用することで食欲を起こす。 リモナバンは逆にこれに拮抗して食欲を抑制する作用をもちます。欧州を中心に80万人が服用したとされる伝説の「抗肥満薬」でした。
食事療法と併行し1年間継続的に服用した結果、5%の体重減少が約50%の頻度で、10%の体重減少が約27%の頻度でみられたとの報告がありますが、実際に、この時の臨床体験は実に興味深い知見を多く含んでいました。今のサクセンダの頻度よりも高くて、「高肥満作用」が強すぎたとさへ言えます。
サノフィ社によるの市販後調査において、約1-10%の頻度で抑うつが、約1%の頻度で自殺企図が、自発報告されていました。そのため、突然に発売中止宣告がだされ、欧州糖尿病学会ではセッションまで企画されていたチャンスが、いっきになくなったのは記憶に新しいところです。
オブリーン
セチリスタット - Wikipedia
日本初の膵リパーゼ阻害剤の開発治験にも、携わりました。ゼニカルと、ほぼ同じか、優れた効果がでたのでしたが。日本の厚労省は、「抗肥満薬」として承認をしませんでした。ただ、この時の臨床治験からも、多くの示唆を学びました。ゼニカル肯定派になっているのは、そのオブリーンの治験を体験したことにも由来します。
ビクトーザ
GPR40
他、SGLT2阻害剤、ほぼ6製剤についての体重の治験も全て経験しています。
加えて、ビクトーザの処方量は、東京都内でも、都心の有名病院を抜いて1位とメーカーさんからは聴いています。サクセンダは仕入れもとが、各クリニックで異なるので不明です。