Appetite スイッチ
(リブログ)
GLP1ダイエットで、用いられるGLP-1受容体作動薬は、「痩せるホルモン」などとは、呼ばれてはいません。アメリカでも、海外でも。唯一、日本の医師たちが、勝手につけた偽の呼び名です。
正式には、「食欲ホルモン」です。
特に、注射をすることで、「食欲」という「欲」のスイッチをいれて、それを、ペンという形の「注射」システムで、自由自在にコントロールできることに、その独自性があります。
ですから、こういう「痩せるホルモンを注射してやせよう!」という宣伝は正確ではありません。
もし、私がスローガンを創るなら、、、「食欲スイッチを押そう!」
かもしれません。
アベンジャーズに、アントマンがいますが、彼らのラボは、スイッチを押さないと、小さくなりません。アントマンも、胸のスイッチを押して、身体のサイズを替えます。
GLP1は、スイッチを押して、中枢は「食欲抑制部位」に、スイッチをいれて、「たべたくない自分を創ります。」
そして、胃に作用して、「満腹」であるスイッチを押す、ような感覚になります。シンプルです。
GLP1治療は、本質的に、食欲という衝動的な行動に、逆噴射のスイッチを押すようなイメージが正しいと思います。そして、あたかも
「胃がスイッチで大きくなったり、小さくなったりする」
そんな気分にさせてくれます。