糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

GLP1製剤と膵炎との因果関係

「GLP-1受容体作動薬、つまり、GLP1製剤を注射すると、膵炎になるのでは?」、というご心配をされる場合があります。これについては、GLP1が、体重が減ることと関連しているのでは、という推察が主たる仮説だと考えています。



GLP1注射

体重が減る

石ができる

胆石が胆管に落ちる

たまたま、膵管に胆石が詰まる

膵管にバックプレッシャーがかかる

膵炎になる



この連鎖が全ておこったら、膵炎になるかもしれません。ですが、まず、あくまで体重が減ったら、起こる現象であることが大事です。
体重が減れば、胆石がおこりやすいことは、GLP1製剤に限ったことではありません。本物の「抗肥満治療」ほど、胆石が起こりやすくなります。
たとえば、ゼニカルでも、胆石の頻度は高くなります(以前、ブログで公開しました)。


https://www.glp1.online/post/_0035
ここをクリックしてみてください。


GLP1注射製剤で、胆石がおこる確率は2%程度です。ですから、そこから、上記のプロセスを経て、膵炎が起こるまでの確率は、かなり、それよりもはるかに少ないだろう、と推察することができます。


結論として、「GLP1ダイエットで膵炎を心配する必要は、ほとんどない」、ということになります。


このダイエット、やばいダイエット! キケンなダイエット!では、ありません。


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