Social Justice
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最近、Social Distance (社会的距離)という用語が流行し、社会に必要不可欠な用語となっていますが、GLP1ダイエットの世界においては、
「Social Justic 」(社会的正義)
という言葉が、脳裏に湧いてきてました。
社会的に正しい事を続けている人が、最後には勝利する
そういう言葉です。私の上司だった故:松岡健平先生(元、東京都済生会中央病院副院長、慶應大学医学部客員教授)から、私が教えられた教訓があります。そう上司から教わった記憶が蘇ってきました。
やはり、医師は、社会に責任ある仕事であり、他人に左右されず、志をもち、進むべき職業であるということです。
私が、こうしてブログに書いて、自分の意思を公けにするのも、きちんと、自分の考えを、動画や文章という形で、アーカイブとして残し、それを皆さんに公開しているのも、基本的に、その内容に、「責任をとる医師である」という事を示すためです。
20歳台の頃、医師として社会人に出始めた時、医師は、「ありがとう、と言われながらも、それで、お金をもらえる職業だ。社会に、感謝しなくてはいけない。」と、そう開業医である父(鈴木吉蔵)から教えられました。
また、武見太郎先生(元医師会会長、慶応大学卒の大先輩)は、慶應大学キャンパスでの卒業式の講演で、「もし、後輩の君たちが、成功して、お金をもうけたら、それは新車を買うのには使うな。医療機器を買え。常に、新しい医療に投資しろ。」、そう教わりました。
私が影響をうけたのは、上司、父、大学、そして同級生など、様々な人間関係、それをとりまく環境から、影響をうけ、今の自分があります。そして、GLP1ダイエットを継続している患者さんたちからも、沢山の事を教わることも増えてきており、それも、とても感謝しています。私の「糖尿病外来」の臨床に役立っているからです。
ですから、Social Justice、社会的に貢献をして、正しいことをする医師、であり、支援をしていただいておられる皆様、社会に、感謝をしつつ、新しい医療に投資していきたい、、、そう思います。
Social Justiceが、最終的に広がるのか、それとも、違反をしている医師の手法が社会に広がるのかは、厚労省が決めるのではなく、日本医師会が決めるのもなく、最終的には、サービスを利用される社会の皆様に決めていただきたい、、そう強く思います。
糖尿病の世界では、日本でトップの、東京女子医科大学でも、平田幸正教授からは、大切にしていただきました。
誰もやっていない事業を日本で、あるいは、世界で最初に行う時には、細心の注意をもって行うべきであると。
平田教授は、東京女子医科大学に、糖尿病センターを開いた開拓者医師でした。平田先生は、センターを開設する時、「鉛筆の1本まで計算した。」、、そう、お話されておりました。偉大な先輩でした。私は、平田先生の、おそらく最後の部下になった経験もあります。
そうした偉大な先輩達をみならって、Social Justiceを貫いて、成功していきたい、、そう思います。iryoo.jp というプラットフォームに出店したのも、そういう理由です。
Social Injustice(社会的な不正行為を行っている事)を続けている医師たちは、無視、します。平田先生のことを思い出せば、そういう医師たちが続けている医療サービスは、長続きするはずがありません。いずれ淘汰されることでしょう。
今年はアメリカ糖尿病学会には参加できませんでしたが、常に、そうやって、世界をみながら、世界の標準を考えながら、どの国からきた医師にでも、自慢できるような、でも、日本人独特の工夫をくわえつつ、自ら学習し、学習をいとわないよう部下にも指導し、より安全安心で、より最先端の新しい医療サービスを、継続していきたい、、そう思います。
皆さんの、ご支援が、一番です。励みになります。
どうぞ、これからも、よろしくお願いいたします。
2020年7月3日
鈴木吉彦
HDCアトラスクリニック 院長、医学博士