日本中の医療書出版社を「あっ」と言わせた表紙
カナグル、フォシーガなど、SGLT2阻害剤の話題も、時折、でてきますが、SGLT2阻害剤についても書籍を出版しています。
この表紙は、日本中の医療書出版社を「あっ」と言わせたらしいのです。
6つのSGLT2阻害剤、製剤の違いを、ストレート、カーブ、シュート、フォーク、外角低め、速くて高めのボール、の6種類にわけて解説したからです。
日本の医学書の歴史の中で、薬の性質を、野球の球種として比較した書籍は、初めて!だったそうで、出版社のみならず製薬企業の関係者も含めて、あまりの大胆さに度肝を抜かれたとのことでした笑。
いずれ、GLP1.net でも検索できるようにしたいと思います。もう少し時間がかかりますので、お待ちください。
ちなみに、この表紙は野球少年だった長男のために考えました。
長男は、品川区の、あいおい野球チームで、4番、キャッチャーでした。背番号は22.
東京都大会で16位になりました。
が、最後は4打席無安打で、野球の限界を感じて、小学6年生夏を最後に野球を辞めました。
無安打で試合が終わろうとし、負けが決まる時、キャッチャー目線から投手や野手がたつグラウンドをみて、「グラウンドはこんなに広いのに、なんて自分の心は狭いんだろう」と思ったとのことです。
この表紙を見るたびごとに、そのエピソードを思い出します。少年の心は、大人では想像できない世界にあるもので、例えば、映画「STAND BY ME 」を見た後の時のような感傷さがあります。