血便がでました!(汗;)その1
1週間前に、夜、寝る前に、トイレが終わって振り返ったら、真っ赤な鮮血が便器につきました。
夜中なのに、妻を起こして写真を撮影しました。
スタッフにも、ひとりにしか伝えず、すごい怖かったでした。
実は、昨年、白金近隣にある内視鏡検査クリニックを受診して検査をうけたのでしたが、コロナ禍によって、患者が来なくなり、そのクリニックは閉鎖していました。
そのあおりをくらって、私は、私のポリープが良性だったのか、悪性だったのか、最後の判断を聞かずにいたのでした。
電話をして、「もし、悪性だったら電話をしてください。」と、担当ナースに電話した直後に、クリニック閉鎖でしたから、担当ナースが約束を守らなかったかもしれないわけです。
そしたら、冷や汗がでてきて、数日、考えました。
たまたま、その内視鏡クリニックは本店が新宿にありました。
そのナースにも電話して、連絡してください、と頼みました。
でも、連絡はこず、無視されました。
待ちかねた私は、再度、電話をして、「受診している患者に閉院のお知らせもせず、自分勝手に閉院して、結果を患者に教えないなんて、どうかしてる。無責任すぎる。もし、悪性だったら、顧問弁護士がいるので依頼して、訴訟する」と言いました。
すると、数時間後、たちまちのうちに院長がでてきました。ようやく1年前の私の結果を教えてくれたのでした。ポリープはありましたが、良性だったようです。多少、痔も、見つかってます。
「痔」?、、、私が生まれて初めて診断される病名でした。
だったら、少しは安心か、と思い「実は、私は医師で、最初から訴訟なんて、するつもりはなかったけど、あまりに勝手に閉院されたものだから、困り切っていた。だって、血便がでたものでしたし。」と、正直に話しをしたら、相手の院長は、ほっとしたようでした。
時に、医師は演技をすることがあります。私の外来にも、本当は医師なのに、黙っていました、という患者さんも、沢山、おられます。
医師に演技をされると困ると分かっているのは、やはり医師です。
漫画や書籍の脚本はかけても、「演技」をするのは得意ではない、と自分では思ってましたが、まじに、血便を経験すると、できるものなのです。
( to be continued )