Drug Naiveでの臨床作用:その特徴
(リブログです)
臨床試験では、注目しておくべきことがあります。
もともと、薬を注射していない人が、注射をすることによって、それだけ、下がった、という点です。
こういう結果を、Drug Naiveと、私たちは、表現します。
つまり、今、あるGLP1注射治療をしていて、そこから、切り替えて、これだけ、差がでた、ということではない、
という点です。
今度、こういう比較の話は、沢山、でてきます。その前に、こういう「Drug Naive」という表現を、覚えていただきたい、、と思います。
通常、Drug Naiveの人のほうが、効果は出やすいのが特徴です。
ですから、最初に、GLP-1受容体作動薬を始めた人は、最初は、すごく効いたけど、途中からきかなくなったと錯覚しやすいのは、Drug Naiveで、かつ、プラセボ効果が強くでた場合だけのようです。