糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

腹囲は、BALANCE205 study で公開

GLP1受容体作動薬の1週間製剤で、臨床試験の名前は、BALANCE 205 studyと呼びます。2019年、アメリカ糖尿病学会、サンフランシスコでの発表を聴講してきていました。その内容では、


2型糖尿病をもたない肥満患者を、20週間、観察研究した結果が報告されていました。


Effect of Efpeglenatide on Body Weight, BMI, and Waist Circumfererece in Patients with Obesity wihtout diabetes stratified by baselince characteristics: A Subanallysis of BALANCE 205. Richard E. Pratley et al. 1001-P, ADA, 2019


という発表でした。(Pubmedでは探せませんでした。論文にはなっていない様子: 汗;;;


とても簡単に説明します。GLP1ダイエットで、1日、500キロカロリーを減らし、運動を増やすという条件のもとに、この薬剤(GLP1注射製剤、Efpeglenatide)を投与しました。


その結果、この薬剤では、体重、BMIは落ちました。


興味深いのが、1週間に2回、注射する方法も、比較している点です。意図はわかりません。1週間に1回だと、例えば、トルリシティのように、途中で食欲抑制効果が減弱するのを予測していたからかもしれません。


他に興味深いのは、体重とBMIは落ちても、腹囲には、有意差が認められにくいということです。



要するに、GLP1を用いることで、ダイエットは成功しても、下腹の腹囲は減らないということを証明したことになります。


GLP1ダイエットでは、


「やせることはできても、下腹は、なかなかへこまない」


たった、それだけ?の研究発表でも、もしかしたら、将来は、GLP1ダイエットとしての一エビデンスとして、引用されるかもしれないです。


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