糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

薬価:日本の5倍が普通のアメリカ

以前、ビクトーザはアメリカでは1本10万円以上、サクセンダも13万円という話題をとりあげました。ただ、これはGLP1製剤だけの話ではありません。他の保険承認薬剤においても、日本の薬価の5倍の価格がアメリカではついてしまうのです。


例えば、糖尿病の治療薬であるSGLT2阻害剤にしても、日本の薬価(薬の値段、卸からの価格)の5倍が、アメリカの薬価です。


日本では1錠220円くらいの薬が、アメリカでは1錠1300円くらいで販売されています。注射製剤だけでなく、内服製剤でも、特に新薬となると、ものすごい高い薬価にアメリカではなってしまいます。


その背景には、薬価を決めるルールが異なるのです。日本では薬価が「国」が決めます。製薬メーカーと国とが交渉して、最終的には「国」が決める決定事項になります。


それに対して、アメリカでは、「薬価」は製薬メーカーが決める権利があります。需要が見込める薬、人気が高い薬は、どんどん薬価を高くすることが、製薬メーカーサイドの判断で、できてしまうのです。おそらく、そこには国は干渉しないのでしょう。ですから、


アメリカの新薬の値段は、日本の約5倍が普通になってしまうわけです。どの新薬であったとしても。自由の国ですから。


GLP1注射薬の2018年に韓国で転売騒動が起きてからというもの、海外にいく時に、インスリンでも、GLP1注射でも、本人でないと持ち出せない、持ち込めないというように、当局の規制が相当、厳しくなりました。特に韓国は厳しいそうです。


私たちも、こうした転売騒動に、巻き込まれたら大変な事になります。従って、国際標準の価格を提示しているアメリカの料金体系を参考をしますが、絶対に、当院で購入してアメリカで販売などという、転売ができないよう、しっかりと本人確認をしてから処方するようにしています。


以前、「サクセンダ、買えませんか?」という氏名の記載のないメールが届いたことがあります。完全に恐ろしいので、無視させていただいたことがあります。

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