やせる注射 --> お薦め youTube動画
お薦めの動画です。ナースとして、よく勉強しています。
数カ所だけ訂正しておきます。
副作用で、「肝機能障害」がおこるとは指摘されていないと同然です。心配いりません。脂肪肝であれば、むしろ、お薦めです。
低血糖がおこるかもしれない。 ==> これは、ビクトーザやサクセンダだけでは低血糖がおこりません。ただし、糖尿病があると、インスリン注射やSU剤を併用していれば、低血糖がおこりますが、リラグルチド単独だけでは低血糖はおこりません。反応性の低血糖も、おこりません。(ただしバイエッタでは低血糖がおこるとされていますが、このブログ記事の本論ではないので、割愛します。)
GLP1受容体作動薬を長期間を継続していると、膵臓が維持できなくなる、というのは、インスリン注射の場合です。ですが、GLP1受容体作動薬の場合には、膵臓のβ細胞については、増性を促すことで、長期間、維持していると、膵臓の機能が改善していきます。注射で継続していると、膵臓がむしろ健康的になります。(β細胞が機能不全になるという事は、絶対にありません、とくらい、言えるレベルです。)だから糖尿病の発症を予防するわけです。
ある患者さんは、「健康診断の結果が、びっくりするほど、良くなってました」とお話されておりました。
最後の結論については、真面目なナースだな、と思います。糖尿病のことを、しっかり理解していますよね。こういう動画が、再生回数が多いと嬉しいです。
Google広告を使って、意図的に再生回数を増やし、8万以上の再生にしている美容系クリニックのPR動画もあると聞いています。それに対して、こういう真面目なナースが解説しているのは説得力があります。
あとは、ビクトーザしか知らないのが問題かもしれません。本来なら、サクセンダ、という用語だけは、知ってほしかったな、と思いますが、しかたありません。病院勤務ですから、サクセンダをみたことがないナースが多いのだろうな、と考えるわけです。
ビクトーザは、アメリカでも欧州でも、糖尿病治療薬として採用されていますが、抗肥満薬としては採用されていません。抗肥満治療薬として採用されているのは、ビクトーザではなく、サクセンダです。
きちんとした知識、技術が必要、、な医師であること
取り扱いがチャントしていけないという点は同感。
死亡例については疑問ですが、問診において、腸閉塞などのリスクがなければ心配ないはずです。当院では問診を必ず行っているので、そのリスクを極力減らしています。
実際、指導を守れば怖すぎはしませんけど、専門医の指導の元でないと、怖い、と思ってもらうのは有難いです。
PS
いわぶっっちゃんは、チキンだから、こういう動画にどうどうと出てくれることはないでしょう。ちょっと残念。現在、新規ナース募集中です。ぜひ、糖尿病や肥満治療に、ご興味があるナースの方は、ご応募ください。