栄養指導をうけたくなるGLP1ダイエット
生活習慣病の自己管理には、食事療法と運動療法が、必須です。
GLP1ダイエットを実行するにおいても、この原則は同じです。ただし、GLP1を注射していると、食事制限がしやすくなるだけです。だから、痩せます。
ですが、うっかりしていると、ついつい慣れが起こってきて、過食傾向になる人も少なくはありません。特に、正月や誕生日など、イベントがある時期には油断が起こりやすいものです。
血糖値がさがってきて、良好な血糖コントロールになると、ついつい油断して食べてしまう人も多いです。高血圧も同じですし、血圧がさがってしまうと、塩分摂取など気にしなくなります。
ですが、そういう時こそ、第3者に正しく注意し、正しい食事療法に戻してもらう人が必要になるわけです。それが、「栄養士」さんの役割です。
そういう需要を正しく認識している医師のもとには、必ず、管理栄養士が外来をもうけて、栄養指導を行っています。もし、あなたが、今後、長く生活習慣病で、外来受診を希望し、どんな医療施設がいいのか、どんなクリニックがいいのか、をお探しであれば、ぜひ、「しっかりした栄養指導をしてもらえる体制がある医師」を選択されてください。なお、管理栄養士は、普段から仕事があるわけではないので、常勤職員でなくても、かまわないと思います。
ダイエットが成功すれば、するほど、栄養士さんと相談したい、という人が増えるものです。糖尿病の臨床でも、GLP1ダイエットの臨床でも、同じ現象が認められます。
私たちが、食事療法の献立や外食の食べ方などのコンテンツを、無料開放しているのも、こういう発想法に立脚しています。