糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

ダイエット後のリバウンドについて

(リブログ)学術記事


糖尿病療養指導士ナ-スTです。
今回はダイエット後のリバウンドについてお話しします。


急激な体重減少は、体脂肪も筋肉も減っていきますので、身体と脳には危機として認識されます。
結果として、生命を守ろう、身体のバランスを保とうと、エネルギーを蓄積し、省エネモ-ドに変化してしまうのです。これが停滞期と考えられています。
ここであきらめて元の食事にすると、まさにリバウンドしてしまいます。
省エネモードをリセットするのは時間がかかりますから、ドカ食いをしなくても太りやすくなってしまうのです。


では、どうしたら停滞期を乗り越えられるのでしょうか?
気長に、少しずつ、レベルアップして継続していくことです。


甘い物を毎日食べていたのを1日おきにして、慣れてきたら3~4日に1回のご褒美にと、少しずつカロリーダウンすれば、ストレスも少ないでしょう。
運動を頑張ろうと思っても、いきなりハードなメニューは筋肉痛や関節痛のもとです。
エスカレーターから階段へ、自転車からウォーキングへ、更に距離を延ばしてジョギングへと、辛くない程度で続けましょう。
まずは、1か月に1~2kg、半年で5%くらいの目標が良いと思います。


アメリカの研究では、
減量後の体重を2年間維持できた人は、血糖値・血圧・中性脂肪の改善がみられます。
リバウンドした人では、糖尿病の発症が増加し、血圧・中性脂肪も増悪しています。
希望の体重を達成したからゴールではありません。維持することが大切です。


「ダイエット」は「瘦せること」と定着しましたが、直訳は「食事療法」です。
痩せるための情報が世間にはあふれていますが、「好きなだけ食べても痩せられる」なんて誘い文句は疑うべきでしょう。


出典 肥満症ガイドライン2016
編集 日本肥満学会
ライフサイエンス出版


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