骨密度でわかる運動不足
骨密度を測定すると、その人が運動しているのか、どうか、がわかることがあります。特に、外を歩く習慣があって、それで血糖コントロールや体重管理をされている患者さんの場合には、運動が多いのか、少ないのかは、骨密度に反映されて知ることができます。
こういうちょっとしたアイディアですが、臨床をしているから、わかる技術と言えるかもしれません。プラクティカルTipsです。
もし保険診療ができたら、体重だけでなく、骨密度も、運動の指標になるかもしれません。体重や血糖コントロールと相関するのは当然なので、だから論文発表がないのかも。2型糖尿病で運動不足な人は、骨粗鬆症になりやすいというのは、証明しなくても、自明の理かもしれません。GLP1ダイエットにも、横展開、応用が可能かもしれないです。
ちなみに、GIP/GLP-1アゴニスト(受容体作動薬)であれば、この議論は本物になります。GIPは、骨に受容体があるからです。