糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

ミグリトールがダイエット薬でないエビデンス

あくまで糖尿病治療薬として、ミグリトール(商品名;セイブル)は、DPP4阻害剤との併用によって、GLP1をあげることができます。セイブルとDPP4阻害剤のスイニーは同じ三和化学研究所が販売しているため、両者を組み合わせた試験がありますから、ご紹介します。
右図のように、DPP4阻害剤だけで、GLP1は正常の3倍くらいに増加します。
ミグリトール(セイブル)も、GLP1を増加させますが、正常の1.5倍くらいまでです。


しかし、スイニーとセイブル、つまり、DPP4阻害剤とミグリトールとを併用した場合には正常の4倍レベルまで、GLP1濃度は増加します。


ですが、これでもGLP1は、食欲中枢を抑制し、痩せるというレベルまでには到達していません。一般に、GLP1注射製剤、つまりGLP1ダイエットで用いるGLP1濃度レベルの作用は、正常レベルの8倍以上とされています。


こうした科学的根拠から、DPP4阻害剤も、ミグリトールも、まったく体重減少を期待できない、ダイエット向けの薬としては期待してはいけない、推奨してもいけない薬剤であることがおわかりかと思います。


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