先生、そろそろ太らしてください!。
先生、そろそろ太らしてください、とマジ言われました。
びっくり、、です。
ともかく、タンパク質を食べて、筋肉をつけて、ください。食事のエネルギー量は気にしないで。。とっさに出たのが、そういう言葉でした。医師としての理論的根拠は何もありません。
そういう時代が来ます。将来。
なので、肥満はコンプレックスでなくなるでしょう。肥満は治せる疾患になることでしょう。ダイエット専門、という美容外科医は不要になるでしょう。内科医が治せますから。
例えるなら、あたかも、H2ブロッカーが誕生した事で、内科医が簡単に、H2ブロッカーやPPIを処方し、その結果、胃潰瘍で胃をきる外科医が不要になった時のようになるでしょう。 従来、外科医の仕事だったことが、簡単に、内科医の仕事として、バトンタッチされる時代が到来するはずです。
痩せている事、自体が、美ではなくなるかもしれません。
女性の価値観も大きく変わりそうです。
製薬メーカーの競争、ますます、激化しそうです。ちなみに、以下のような議論がなされ始めました。もう、私のブログは、糖尿病医療および肥満医療の、最先端の流れを書いていることを証明してくれているような内容の論文です。ぜひ、お読みください。
Lancet. 2018 Jun 30;391(10140):2577-2578. doi: 10.1016/S0140-6736(18)30936-X. Epub 2018 Jun 23.
Agonism of receptors in the gut-pancreas axis in type 2 diabetes: are two better than one? Rayner CK1, Horowitz M2.