中国に追い抜かれた日本。これが世界の現実!
中国では、PEX168という1週間に1回注射のGLP1製剤が、治験の第3相にはいっているとのことです。
中国の体型は、日本と似ています。
そして、その結果は、HbA1cを改善したが、体重は減らない、というものでした。
トルリシティと、とても似ています。正直、ダイエット用の新薬とはいえないみたいです。
でも、世界では、日本のGLP1医療は、デンマーク、米国、イギリス、フランス、ドイツから追い抜かれているだけではなく、隣国の中国にも追い抜かれてしまっています。
中国では、確かに、GLP1ダイエットをしたい、と考えて、当院に訪問される方は、多くありません。
それは、こういう社会的背景があったのですね。
中国とのオンライン診療も考えていましたが、はるかに、中国のほうが先行していることがわかったので、もう、中国への事業拡大の計画は断念することにしました。
いろんな分野で、日本は、中国に、追い抜かれるようになってしまったんですね。ため息がでます。これが世界の流れだということを、実感させられました。