糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

経口GLP1製剤治療は、死亡率を半分にします。

欧州糖尿病学会(バルセロナ。2019)での、経口GLP1製剤、商品名は、経口セマグルタイドの、臨床結果が報告されました。心臓疾患を減らすだけでなく、脳卒中も減らします。体重の減り方は、14週間までは直線的に、その後も、26週間くらいまで、つまり半年くらいまで体重は減り続けます。


そして、驚いた事に「全ての関連する死亡」を、HR(ハザードRatio)を、0.51.
つまり、死亡を半数にします。


もちろん体重がBMIが30を超えている糖尿病肥満患者さんが対象の研究ですが、死亡を減らすのであれば、長生きの薬とも言えるわけです。こういう画期的な発表に立ち会うと興奮しますよね。


作用機序は詳しくは解説ありませんでしたが、血糖コントロールが確実にできて、体重が、−4kgは痩せることができる、、ならば、死亡率が減るのは不思議ではないのかも。


70歳レベルの高齢者でも安全性が確認されています。腎臓にも悪影響を及ぼしません。今年の、2019年、欧州糖尿病学会の最大のトピックスの、ひとつは、経口セマグルタイド、でしたですね。2年前に聞いた時とは、あまりの飛躍的にデータが集積され、この新薬の将来を疑う糖尿病専門医は、いないでしょう。


逆に、中途半端なダイエットを薦める美容外科も一掃されるのかも。糖質制限ダイエットなんて、遠い昔のダイエットだと、一笑に付される時代が到来しそうです。


この新薬、日本の厚労省が拒否しないでしょう。なら、私が日本で処方できるのは、来年か、遅くても2年後になるのかも。。


13時15分から開始して、14時までの45分間で、いっきに総論が語られました。
次は、14時半から。「注射にしますか? それとも、経口にしますか?」が議論されます。まじ、バルセロナの講演会場(Ohala会場)からライブでレポートしてます。



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