酸化ストレスとは「酸化反応により引き起こされる生体にとって有害な作用」のことで、活性酸素と抗酸化物質、抗酸化酵素とのバランスとして定義されています。酸化ストレスに対し、抗酸化能が追い付かないと、酸化ストレスが溜まります。ミトコンドリアの酸化反応により、過剰に発生した活性酸素によって酸化ストレスは亢進し、DNAやたんぱく質といった生体成分を酸化させているのです。本稿では酸化ストレスの定義、酸化ストレスの原因・仕組み、活性酸素とは、活性酸素と老化の関係などについて解説します。

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/rouka/sanka-sutoresu.html