ジムにいった時、自動販売機にあるのは、通常はポカリスエット。カロリーゼロの、例えば、アクエリアスゼロを置いてくれているジムやプールに行った事はありません。 せっかく、これだけのエネルギーを消費したのに、なぜ、ポカリスエットなの? 何故にカロリーを体内に、いれなくちゃいけないの?と疑問に思わずにはい... 続きをみる
2019年11月のブログ記事
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広告には、業界最安値と表示しておきながら、実際には台湾製のビクトーザが1本5万円。それも、かなり時間がかかって郵送されてくる。夏のシーズンであるのに温度管理もされていないまま。国際便で。 そんな高い金額を請求されました。そこで、他に安くて良心的なクリニックがないか、と思っていたら、先生のクリニック... 続きをみる
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女性で、インスリンの分泌が多い場合、あるいは、食物から経口で入る糖質などの量が多い場合に「反応性低血糖」という現象が起こる場合があります。肥満が多い欧米女性に多いとされていた現象です。 時々、ダイエット外来をしていると、この「反応性低血糖」に対して、GLP1ダイエットは有効ですか?と質問されること... 続きをみる
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糖尿病の先端治療薬、SGLT2阻害剤は、糖尿病治療薬としては、すごく、よい薬剤です。 ただし、baselineのHbA1cが、7%以上でないと効きにくくなります。もともと、HbA1cが7%以上であれば、血糖コントロールも改善し体重も減るという薬剤です。しかし実際、HbA1cが6%台になってくると、... 続きをみる
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『マグノリアの花たち』(マグノリアのはなたち、Steel Magnolias)はロバート・ハーリングの戯曲。アメリカ合衆国南部の小さな町を舞台に、固い絆で結ばれる女性たちの姿を描いた作品です。映画は、1989年。ちょうど、私が「ガリクソン投手のナイスコントロール」という本を出版し、I型糖尿病の患者... 続きをみる
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深夜のテレビ番組を見ていると、ヒアルロン酸、セラミド、美容化粧品、特殊ファウンデーション、という話題ばかり。深夜になるほど健康番組から美容番組になっています。 時々、でてくるのは、一般内科を行っている医師の実情とは無縁の話ばかり。でも、もし美容のことについての医療を行うのであれば、こうした話題にも... 続きをみる
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当院では、2018年12月第2週目より、オンライン診療も含めGLP1ダイエットプラクティス外来が誕生しました。その際、多くの皆様の声をいただきました。その声援にお答えすべく、料金体系を考え発表し現在に至ってます。その基本骨格について、ご説明させていただきます。 1.まず、継続を希望される方には、1... 続きをみる
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「アメリカでは、糖質制限は、当たり前のエビデンスがある。」と、いろんなところでメディアが騒いでいます。でも、ある時、CNNの「StudentNews」をみたら、アメリカの幼稚園でも、過剰な糖質をとらないようにという教育がされているというニュースがありました。Student Newsでは、 Adde... 続きをみる
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GLP1ダイエットの外来を始める準備にいたるまでの経過をお話したいと思います。 GLP1受容体作動薬は、糖尿病の治療薬としては、もう十二分に臨床応用している薬剤です。 製薬メーカーの調査でも、東京都内では、GLP1受容体作動薬を処方しているクリニックとしては、私たちのクリニックが、特に、ビクトーザ... 続きをみる
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すでに、GLP1.comチャンネルというYouTube動画を配信していますが、11月中旬から、内容を大幅に変更していきたいと思います。 GLP1.comチャンネル - YouTube つきましては、これから、様々な実験動画を、手作りで作成してみます。以下の動画は、音声をとり、その上に、CGの顔だけ... 続きをみる
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そのうち、痩せる=美容整形という形に定義をかえて、もしかしたらエステ業界の女性たちが、脱毛したり、脂肪吸引しながら、お話をしている間に、話題提供で、「どうですか?GLP1やってみませんか?」と、声をかけるような時代がくるかもしれません。 スペシャリティは、いずれ、コモディティ化する、とはいいますけ... 続きをみる
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糖尿病療養指導士の臨床検査技師です。今回は、睡眠時無呼吸症候群と肥満の関係についてお話します。 睡眠時無呼吸症候群とは、英語ではSleep Apnea Syndrome(SAS):サスと呼ばれ、睡眠中に呼吸が止まってしまう病気です。 10秒以上呼吸が止まってしまう無呼吸が、7時間の睡眠の中で30回... 続きをみる
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2020年の国際糖尿病学会の案内が、もう来ました。 7月2日から4日ですって。 しかも、ポルトガルのリスボンで。さすがに、いけそうにもないです。 国際糖尿病学会WPRは、プサンで、来月12月2-6日です。これも、さすがに、月曜日から木曜日なので、登録はしてきますが、フルにはきけそうもないです。 で... 続きをみる
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GLP1の時代は、GLP1単独治療から、他のホルモン(GIP, Glucagonなど)の配合した、ふたりっこの時代になりそうです。次の時代のキーワードは、dual incretin receptor activationですが、それを、一言で表現すると、「ツインクレチン」の時代になるかもしれません... 続きをみる
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経口GLP1製剤、今であれば、経口セマグルチドについて、このブログで解説したら、はやとちりして、私たちが扱っているかのように話題にされておられる方がいました。 このブログです。 まだ、経口セマグルチド、経口GLP1製剤は、第3相臨床試験の結果が発表されはじめたばかりなので、これから製薬メーカーが、... 続きをみる
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骨密度を測定すると、その人が運動しているのか、どうか、がわかることがあります。特に、外を歩く習慣があって、それで血糖コントロールや体重管理をされている患者さんの場合には、運動が多いのか、少ないのかは、骨密度に反映されて知ることができます。 こういうちょっとしたアイディアですが、臨床をしているから、... 続きをみる
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最近、youTubeなどでの、GLP1ダイエットのコンテンツが増えたことで、ビクトーザを注射している人たちは、かえって、糖尿病があることで、安く入手できるので、よかったとすら、思ってくれている様子。その分、糖尿病外来でも、ビクトーザは処方しやすくなっています。特に、1日1.8mgは人気ですね。 こ... 続きをみる
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私の外来に通院している糖尿病患者さんの中でもこのブログを読んで、GLP-1受容体作動薬治療を希望される方が急増してきました。 これまでは、「痩せる」という説明をしなかったわけではないのですが、飲み薬では、血糖がさがらないし、どうせ注射なら、「痩せる注射」が手っ取り早いという発想をされる患者さんたち... 続きをみる
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日本で、糖質制限ブームとなった、あの陳腐な理論ではなく、 追加糖質制限、added sugar restriction, を、世界で最初か、おそらく、日本で最初に発表し数十万部のベストセラーをだしたのは私の業績でした。それも昔のことでした。1990年。 この本は、出版してから筆者の私が書店で購入で... 続きをみる
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当院では、GLP1治療と、オルリスタット治療(商品名:ゼニカル)との併用をお勧めしています。比較サイトにもあるように、それを行っているのは、当院だけのようです。では、その2剤を併用するダイエットのメリットを以下にまとめてみます。 なお、卸業者に問い合わせたところ、今、日本ではゼニカルはとても人気で... 続きをみる
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ダイエットのノウハウを知るのに、なにかしら、スピードラーニング講座が創れないか、て考えてみました。 サンプル動画がこれです。以前に制作したスライドを加工したものですので内容は古いです。あくまでサンプルであり、糖質制限ブームの絶頂だった頃に制作したものです。 声をいれると、それは、それで手間がかかる... 続きをみる
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日本にいる、糖尿病専門医でも、この経口セマグルティドについては、詳しくはしらないはずです。 GLP1を専門としている糖尿病専門医の医師しか、知らない内容です。リスボンの学会から、もう2年もたつので一般公開してみます。(もちろん、医師向けの内容なので、かなり詳しい内容になります。) この内容は、とて... 続きをみる
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GLP1,セマグルティドの胃から吸収 セマグルティドは、GLP1受容体作動薬です。既に海外では発売されている新GLP1製剤ですが、注射製剤ですら「抗肥満治療薬」としての承認はおりていません。つまり、元々は、GLP1注射薬です。一部の美容外科は、あたかも新GLP1製剤、つまりセマグルチド、商品名、オ... 続きをみる
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GLP1ダイエットとしての医療サービスとしては、当院で提供させていただいているサービスが、日本でコスパ抜群だと思います。 その理由は、通常、私たちは保険診療がメインの医療施設であるからです。よって鈴木院長が、時間があいた時、身体があいた時のみに、このGLP1ダイエット外来を「自由診療」で行っている... 続きをみる
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前回のブログ内容の補足です。まだ動物実験レベルです。 グルカゴン受容体作動薬の作用機序には、明らかに、白色脂肪細胞の褐色化が関与している事が確かめられています。先の論文発表にありました。 ちなみに、褐色脂肪細胞と、白色脂肪細胞との違いは、以下のサイトから部分引用させていただきました。 (以下、部分... 続きをみる
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食欲関係なく、痩せるホルモン。Glucagon Analogue
GLP1ダイエットは、食欲ホルモン(Appetite hormone)であるGLP1を、生理的濃度の8倍から10倍以上に保持することで、食欲を低下させ、ダイエットにつながるホルモンです。リラグルチド、セマグルチドなどは、食欲低下を介して体重を減少させます。 ところが動物実験レベルでは、食欲に依存... 続きをみる
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2型糖尿病と診断されて、かつ、何も内服薬も服薬していないで、かつ、過去にGLP-1受容体作動薬の治療をうけておらず(つまり薬物治療をされてない方で)、 BMIが、25を超える状態を放置している方、 それでいながら、なかなか、HbA1cが7% 以下になっていない方、 どなたかおりませんでしょうか? ... 続きをみる
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昨年の12月からブログを書き始めました。ざっくり今年の1月から10月まで、約10ヶ月間でみると、いつも毎月1000PVを超えて、読者の皆様に読んでいただいています。 なぜ、私がこうやって情報公開を積極的に行うかというと、こうしておいたほうが、私の考え方や、思考のスタンス、サイエンスレベル、臨床上で... 続きをみる