糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

おならが減る GLP1ダイエット

アメリカ糖尿病学会 2019年の学会発表で、イタリアから、興味深い発表がありました。


Liraglutide Treatment in Obese Diabetic Patients Modulates Gut Microbiota
Simona Moffa, Rome, Italy, ADA 2019... 999-P


リラグリチド、つまり、ビクトーザやサクセンダは、腸内細菌叢を変化させる事は知られていました。多くの人は便秘になりがちですが、少数ですが、下痢になる人もおります。そこは、個人差があるんですが、メタンガスと水素ガスを減らすかどうか、という研究は、成されてはいませんでした。この研究では、それを調べたというものです。


結果は、リラグリチドは、口から腸への食物が移動する時間を、ゆっくりさせることで、腸内のガス発生も、減らす、というものでした。


糖尿病では、αグルコシダーゼ阻害剤(セイブル、アカルボース、ベイスンなど)を服用していると、おなら(放屁)が増えることが、社会的に問題があり、服薬できないケースも多々、あります。


ですが、そういう場合に、GLP1ダイエットをすると(だいたい、1日1.2mg量くらい)、なんと、腸内ガスが減ります。つまり、おならが減るわけです。そのように、腸内細菌叢が変化してくれます。


ベイスンは、糖尿病予備軍が糖尿病になるのを抑止する作用がありますが、放屁が増えるので、処方はためらわれていました。そういう場合、あえて、GLP1ダイエットを行えば、放屁を減らし、継続しやすくなり、かつ、GLP1ダイエット自体が、糖尿病への発症を予防するわけですから、一石二丁になります。


αグルコシダーゼ阻害剤が、保険適応が認められる時代なのですから、ぜひとも、その併用薬剤として、GLP1ダイエットも、保険適応承認薬にしていただければ、どれほどの肥満女性が助かるかもしれません。


おならを心配しなくでよくなる、GLP1ダイエット


痩せるだけではなく、また、思ってもいない効果が見つかるものです。ゼニカルを服用すると、おならをする事が怖くなることもありますが、実は、その悪影響も相殺してくれそうです。


女性に優しい、ダンディなイタリア人が、考えそうな発想だな、て、思います。


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