糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

頑張らないダイエットなんて、あり得ない。

朝、おきたら、uTubeに、この動画のキャッチフレーズが。思うわず「嘘!」と反射的に思いました。少なくとも、薬を、使った臨床は、あくまで、本人の体の状態を補助するものです。ですから、


我慢しない、ではなくて、我慢したくなる欲望を助ける、


のが薬物療法です。それが、GLP1ダイエットの本質です。我慢しない人には、薬物療法は効果がありません。GLP1は注射をしていたら、勝手に痩せてくれる治療法ではないのです。それは、糖尿病治療を、まじめに行っている臨床医なら、誰でもしっていることで。


いくら薬物療法を行っても、食べ放題に食べている人、運動をしない人では血糖コントロールも体重減少も期待できません。サクセンダ3.0mgまで増やしても、普段のお菓子の量やおやつの量が減っていない、お酒の量が減っていなければ体重は減りません。運動嫌いのままで運動してません、では体重は減りません。


GLP1の治療ガイドラインでも、食事療法と運動療法は、まもった上での治療であることが明記されています。その意味では、「頑張っている人を、自然に食欲低下しやすくし、食事制限を応援するのがGLP1を利用した薬物治療」の、本質です。


つまり、GLP1治療の、本質を素人向けにして、薬効を逆手にとったキャッチコピーのつけかたは、いかにも怪しい治療であるかのような印象を与えかねません。


多くのGLP1ダイエットで成功した人たちを、たくさん、拝見するようになりました。皆さん、頑張ってきれいになるよう、イケメンになるよう普段から努力されておられる方ばかりです。影の努力がわかるからこそ、ダイエットに成功した女性を、うっとりしてみてしまう、というわけです。私も同じです。すごく素敵な方々ばかりです。


私も、必ず1対1で、face to face で、お話してます。頑張っている患者さんを医師は応援したくなるのです。そこは、GLP1ダイエットに限らず、糖尿病治療も100%同じです。


我慢もしない、頑張りもしなければ、それだけ治療も成功しにくくなります。とりあえず糖尿病専門医としては、この「頑張らないダイエット」というキャッチコピーは間違いであることは言及しておきます。おそらくサクセンダ3.0mgまでの処方を経験したことがない医師がつけるキャッチコピーなのでしょう。


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