ビタミンDが不足すると、不定愁訴的な症状があらわれます
「 完璧活用 ビタミン BOOK 」の 連載
ビタミンD欠乏症といえば、すぐ思い浮かぶほど、子供のくる病は知られています。これは、新しく作られる骨や成長する軟骨へのカルシウムの沈着が妨げられて、骨が柔らかくなってしまう病気です。大人の場合は骨軟化症を起こします。もっとも、これらの骨の異常は、よほどのことがない限り起きません。
むしろ欠乏症としては次のような不定愁訴が現れます。
●全身倦怠感(体がだるく、疲れやすい)
●貧血
●不眠
●食欲減退
●肩こり・腰痛
●抜け毛
●足がつったり、筋肉がケイレンを起こす
●唇や鼻が乾いたり、のどの渇きを覚える
出典 完璧活用 ビタミン BOOK
鈴木吉彦 著 (株) 主婦の友社 発行