糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

汗を流せばやせられる?

「 まちがいだらけのダイエット」の 連載


これに該当する減量法としては、「パラフィンを塗ると汗をかいてやせる」、「サウナでやせる」、「通気性の悪いウェアを身に着けて走るとやせる」などといった記事や、それらの用具の広告などをよく見かけます。


ほとんどまちがい
 汗を流せば、確かに一時的に体内の水分は減りますから、そのまま体重計に乗れば見かけの体重は減ります。

 しかし、人の体は一定の水分を必要とし、汗を出したままの状態では水分不足になりますから、必ず水分を摂りたくなります。


 つまり、後でまた水分を摂ることになり、当然、体重計の針も元に戻ってしまうのです。何度もいいますが、肥満とはあくまで脂肪量が多すぎること。水分の増減だけで太ったりやせたりすることはありません。


 また、汗をかくということは、体温調節の役割もあります。それなのに通気性の悪いウェアを着て運動をすれば、汗が蒸発しないために体温調節ができず、気分が悪くなることもありえます。


 さらに、こうした用具やウェアはたいていかなり高価です。いうまでもないでしょうが、汗とは、脂肪が溶けて液状になって出るものではありません。汗をかいた部分だけがやせる」などといった非科学的な誘い文句に惑わされないよう、賢く見極めてください。


比喩的な意味では正しい
 「汗を流す」という言葉を、比喩的に「肉体労働をする」「運動をする」というように受け取れば、エネルギーの消費を増やすことになり、やせる効果はあります。

 もっとも、運動だけでやせるのはかなり難しいことだと、多くの専門家は言っています。しかし、運動をしながら減量しようとすることは、筋肉を減らさずに脂肪だけを減らすという、正しい意味での減量につながるものですから、ぜひ勧めたい方法です。


出典 まちがいだらけのダイエット
鈴木吉彦 著 (株) 保健同人社 発行


                         

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