若い女性ほど、必要量が多いかもしれません
(リブログ、一部、改訂)
臨床試験の多くにおいて、除外されているのが、「妊娠可能な女性」であるのです。
つまり、一般的に、若い女性は除外されて、薬剤(サクセンダ)の効果が議論されていることに、気がつきました。
また、糖尿病は中高年の病気ですから、胃排泄速度も、若干、若い年齢層とは異なります。もともとが高齢者になると低下傾向にあります。若年者は亢進傾向にあります。
ですから、中高年層に有効な薬の量と、その効果が、例えば、若い女性にとっても、適性な投与量と言えるのか、どうかは、不明に思えてきます。
一方、ダイエットを希望されるのは、「若い女性」が多いです。
20歳代の若い女性では、サクセンダの治験は、どの程度、行われているのか、サブ解析は少ないはずなのです。よく考えれば、20歳代の女性というだけで、「妊娠可能な対象群」であるとされ、治験の多くから、外されている可能性があるわけだからなのです。
よって今後、若い女性、特に20歳代の女性においては、サクセンダは、効果が弱い薬剤である、ということもありえるかもしれません。サクセンダ0.6mgでは痩せません、というブログ記事が、何か月も人気ランキング1位である事も、それを、物語っているのかもしれないです。
つまり、理論的には、
若い女性ほど、サクセンダ1.8mgから、2.4mgが必要になります。
また、
サクセンダではなく、バイエッタくらいに、胃の排出速度をおさえて、GLP1タキフィラキシーが少ない薬剤のほうが、適性である、ということも、理論的には、考えられることです。ただし、バイエッタは危険が伴う薬剤であるため、抗肥満治療として、一般向け薬剤としては不適切とされています。また、バイエッタは、低血糖を起こすことがあります。
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