膵臓の薬が、コロナ治療薬
フォイパン、は、膵炎にて膵臓が障害され、膵臓からインスリン分泌ができなくなった糖尿病治療においても、古くは処方されていた薬です。もともとは、膵臓を守ります。ということは、糖尿病の治療薬の範疇のひとつ。内科の医師なら、処方しなれた安全そのもの、というレベルのお薬です。
その薬も、今、コロナで騒がれています。この薬は、その有効性について、です。それが、アビガンとは異なります(アビガンは副作用が問題視されているので)。
糖尿病専門医としては、今は、ダイエット治療もしつつ、糖尿病治療もしつつ、コロナ関連薬の情報吟味もしつつ、かなり目配りをしなくてはいけない機会が増えています。
東京大がカモスタットの新型コロナに対する臨床研究を計画:日経バイオテクONLINE