正しい医薬品情報を貰えてる医師であるかないか
医師、とは言っても、誰もが医薬品情報を正しくもらえるわけではありません。PCの前で、海外論文をみつつ困ってしまうことは多々、あります。
従来でしたら、保険承認薬については、製薬企業のMRさんが来院してくれて、詳しい医薬品情報を教えてくれていました。
ところが、サクセンダのような保険対象外の医薬品になると、ノボノルディスク社からさえも、正確な医薬品情報はもらえなくなってしまっています。
saxenda.comなどのような海外サイトをしっかり熟読できる能力が医師にはあって、初めて患者さんたちは、安心であるということができると思います。その意味では、医師が過去に、どれくらい海外医学雑誌に論文を投稿しているのかは大事な見極めポイントです。(手引き書2には、そのために、小生の論文投稿記録を掲載しています。)
しかしながら、ビクトーザについては、糖尿病の保険承認薬剤であるので、特に糖尿病専門医は、正しい情報を製薬会社から、糖尿病治療目的のために、常に情報を得ていることができます。安心です。
もし、こうしたことが将来、遠隔的にもできるようになれば、大きな遠隔医療の発展に繋がることでしょう。そうした準備をしている医師か、準備をしていない医師なのか、あるいは、製薬企業から常に正しい医薬品情報を入手できているかは、大きな違いです。その点、糖尿病専門医であれば、ビクトーザについては、製薬メーカーから、きちんと正しい情報を入手できているので、安心です。美容外科については、そうでないかもしれません。
不確かなことは言えませんが、正しい医療情報サービスを受けている医師か、そうでないかは、医師が医療情報を発信する上での微妙な差になって現れます。将来、それは価格以上に重要な違いになってくると思います。