糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

メトフォルミン:オフラベルドラッグNo.1人気の薬

メトフォルミンは、インスリン抵抗性を改善します。主たる作用は肝臓からの糖新生(ブドウ糖を創り、血液中に送り出す)を抑制する作用をもっている、、それだけ、覚えていただければ大丈夫です。


なんと米国では、ダイエット薬剤としては、No.1 人気のオフラベルドラッグです。下図は、2019年、アメリカ糖尿病学会での発表されたNYCでの、ダイエット薬剤の順位です。


もし、GLP1受容体作動薬とメトフォルミンとの併用がきいたとしたら、どちらも、食欲を抑え血糖値をあげないので、さらなるダイエットができます。糖尿病臨床では、よく利用する臨床術です。


メトフォルミンで、インスリン抵抗性を改善する分、高インスリン血症にはなりにくいので脂肪の分解を抑えてくれる血液中のインスリンが減れば脂肪は分解しやすくなり、痩せる方向へと進みやすくなります。


さらに、


サクセンダやビクトーザで便秘になっていても、メトフォルミンを服用すると便通が改善することもあります。普通便になります。その点でも相性のよい併用法です。


このレベルになると、糖尿病臨床医師のプロフェッショナルの処方は、「技」の閾にはいってきます。


ただし、個人によってメトフォルミンは気分不快が強くでる薬剤です。脱力感を伴う人もいます。軟便にはなりますが腹痛を伴うという危険があります。このため、やせる作用は持っていてもメリットよりデメリットのほうが多いかもしれません。


糖尿病であれば、血糖値をさげるというメリットは大きいのですが、一般肥満人には、それはメリットではないからデメリットのほうが多くなる事があります。だから、糖尿病治療薬としてしか承認されていません。


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